明ミューBlog

桜に寄せて　２


日本人は、桜が好きだと思う。
ただ「花」と言えば、一般的な多くの花か、あるいは桜のことを指す。
「国花」は桜。
「花王」と言えば、今は牡丹のことだけど、昔は桜のことを指したのだそうだ。
桜川市のマークも桜。（これは当たり前）
短歌・俳句・童謡・演歌・ポップス・・・、桜は、繰り返し歌い継がれてきた。


世の中に　たえて桜のなかりせば　春の心は　のどけからまし

今日は咲くか、明日は散るかと、気が気でならない。いっそのこと、この世に桜なんて全部無かったとすれば、春の心はさぞ穏やかだったことだろうに。
在原業平は、桜をこう詠んで愛でた。

毎年、春が来ると私もそう思う。
心浮き立つ、穏やかならざる、春。
桜は、春そのものだ。
日本人の多くが愛してやまない、春、そのものだ。

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先日、宝石の展示即売会に行ってみました。（買いません）

そもそも皮膚が弱いので、指輪など、直接肌につけるアクセサリーは、避けた方が無難。
特別なことがなければ、身につけません。
でも、見るのは大好き。
きらきらして、とても綺麗。眺めていると、幸せです。

見るだけで充分満足なので、気に入ったものでも、どうしても欲しいと思ったことはありません。
（安いな、私。くれるって言うなら、もらうけど。あはは。）


ダイヤの指輪より、ルビーのネックレスより、立ちたい舞台に立てた方が、きっと嬉しいな。
自分が心から納得する出来で、お客さまに、一瞬でも、心から喜んで頂けたら、その方が、きっと嬉しい。
（いや、どうしてもって言うなら、もらうけど。あはは。）

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お正月から描き始めて、ようやく完成！（遅筆すぎ）
さぼってばかりいたから…。

タイトルは、
「ドーリー！！01　メイクアップ！レィディ？」

着想を得ただけですので、舞台と直接関係はありません。
ストーリーも違うし、登場人物も、もちろん私ではありません。
舞台を入り口にした、全く別の世界です。

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コブシの花が咲き始めた。


桜に先駆けて咲き、本格的な春の訪れを、高らかに宣言する花だ。
木蓮に似た、木蓮より小ぶりの白い花を樹全体にびっしりとつけ、周りにさえぎるものがなければ、ゆるやかな楕円の樹形をつくる。
条件が良ければ、かなり大木になる。
３階建ての建物くらいには、なるだろうか。

この樹形が、私はとても好きだ。
ゆったりとした安定感があって、のびやかで心地よい、安心感のある形だ。

ピンクのコブシもあるにはあるが、数が少ない。
ほとんどが白。白い方が好き。

「夜桜見物」はよく聞く言葉だが、家では時々興が乗ると、「夜コブシ見物」に行く。（音がヘン）
そういう習慣は一般的ではないようなので、道がすいていて良い。
色が真っ白なので、桜よりもなお鮮やかに、姿が闇に浮かび上がる。
夜の姿は特に、その特徴的な樹形から、私にはろうそくの灯火のように見える。
優しい幸せを映す、明かりのように。

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何をどう寝違えたのか、起きたら背中が痛かった。
そう言ったら、酒飲みの子が嬉々として「それは肝臓だ」と言う。
ここのとこ、意味不明にじりじりと痩せていると言ったら、ダイエット症候群の皆さんからブーイングだ。

舞台をやっている時は、一ヵ月で体重の一割くらい減ったことはあるけど、終わったらすぐ戻ったのに、落ち幅はそれほどではないけど、特に理由もないのに、今回は戻らない。

体力が落ちるから体重を落としたくないのにと訴えたが、私が元気なので、「ガンだ」「糖尿だ」「末期症状だ」と、言いたい放題だ。
挙げ句に、「恋患いだ、胸に手を当てて考えろ」ときた。（それは、ナイ☆）

しまいに、「やり残したこと、やっておけ！」まで言われた。

やり残したこと？

そんなの、舞台に決まってるじゃ～ん♪
早く次の舞台がやりたいなぁ！

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