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明ミューBlog

茨城県筑西市を中心に活動している劇団 明野ミュージカルのブログです!団員が持ち回りで更新中\(>□<*)/

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  posted by at 23:50:07 │EDIT
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おっす!オラ レンティ!!

  posted by 明ミュー団員's at 01:12:00 │EDIT
え・・・
知らない?


ちょいと遅いご挨拶ではございますが、

皆様明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。




さて、新年も明けて、ぼちぼちブログアップもあるかなと思い、
ちらほら覗いておりましたが、なしのつぶて・・・
と言うことで、たいした話題もありませんが。

レンティのターンですね。


新年は我が屋に姉夫婦の怪獣子供達が来ていたため、
おちおちしてられませんでした・・・

あぁ・・・ついにおじさんになってしまいました・・・
おじさんとは呼ばせませんがemoji


最近はミュージカルも落ち着いてオフシーズンなので、
時間があるときは、ぷっかぷっかとサックスを吹いております。

平日はあまり時間は取れないので、休日には特に集中してスケール練習をします。
 ※スケール=音階練習=ドレミファソラシド~

基礎練習:楽曲 8:2

くらいの割合でしょうか。



でも、今までは違いました。

一つの曲を完璧にすることに集中してばかりで、なんとなくおごそかにしていた部分です。
土台が腐ってたら良い家は決して建たねぇ!!


スケール練習ですら滑らかな曲に聞こえる様に
時には荒々しく、時には優しく、時にはリズミカルに。

ロングトーンは針の穴に糸を通す様に、
集中してどこまでもぶれない様に。

普段の発声練習の際にここまで考えてやったことは、恐らくないと思います。

楽器も声楽も基本は同じだろうなって、最近は思うようになってきました。


やっぱり、100の練習より1の本番かもしれませんね。




~時は遡り~
10月11日、12日本番当日へ向けて


”完璧”をもとめる為、日々練習に明け暮れてました。

1フレーズを何回も何回も何回も。

結局当日も”完璧”を手にすることはできませんでした。

焦りが焦りを生み、本番初日は撃沈。

これほど悔しい思いをする時が自分にあろうとは・・・。

熱血漢ではないので。




高校時代のミュージカルのときも悔しかったを思い出しました。

1、銃撃シーンで火薬が鳴らなかったこと。

2、クライマックスでピアノの音が聞こえず、出だしをはずしたこと



人生を語るにはまだまだ若輩ですが、完璧の状態でお披露目する機会なんて早々ありませんね。

練習のときすっかり忘れていたことがありました。




今を楽しむこと。

音を楽しむこと。

ゆえに音楽。監督 sounds good!

失敗を恐れてはいけません。

現実はびびりまくりですが…


苦しさばかりで、楽しむことをすっかり忘れていました。

講師の先生方も苦い経験があるとの事です。



誰しもが乗り越える壁・・・なのかもしれませんね。
(と、解釈しました。)

少し気持ちが軽くなりました。


二回目の本番を終えて、多少のまどろっこしさや小さなミスはあったものの、
本来の自分らしさを表現することができました。



自分に最大級のYES!



艱難辛苦を乗り切った舞台。



素人演奏にもかかわらず、ふがない自分を最後まで応援してくれた仲間に感謝を。
ありがとうございました。







おまけ画像 ※FPS視点

 ※First Person Sax



正直レコーディングするほどの技術はありませんし、曲も吹けません。

あ、でも最近は少しずつコード理解と相対音感が養ってきているように感じます。


いつかきっとオリジナルソングを、思い浮かべられる日が来ることを夢みて。


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本気と書いてガチと読む!

  posted by 明ミュー団員's at 02:18:22 │EDIT
どうも~

R.Tことレンティです。


えっ?

知らないって?


・・・・・・というわけで、今回のテーマは「ガチ」です。

この言葉を聞いてみなさんは何を連想しますでしょうか。



みなさんも一度は思ったことがあるかと思いますが、
私って「バカ」だなぁと思ってしまうとき。


それはどんな時でしょうか。


明野ミュージカル男性諸君はわりとそっちの部類に
どっぷり漬かっている気もしますが・・・。


くだらね~ことに全力で挑む

それが明みゅークオリティ!(男子?)



毒を食らわば皿まで!

こだわるなら、匠を越えろ!

命を懸けるなら尽きるまで!



というわけで・・・今回も思いつきですが、
百獣の王、ライオンの能面を作りたいと思います。



こーゆーのは、思い立ったが即実行。

時間が経てば経つほどやる気が失せますので。




さっそくデッサンをします。




・・・ん?

なんか見たことあるようなだって?

キノセイですよ



まずは頭の中にあるイメージを具体的にすべくラフスケッチ

大まかな仕様を固めます。


案外ここを怠ると後々困ることになります。


”土台作り”はとても重要ですネ^^;



さっそくベース素材を購入



見ての通り、発泡スチロールをベースに製作してゆきます。

加工はしにくいですが、軽いのはかなり重要です。

バラ素材なので、まずはスチロールのりを使って接着、立方体にします。

その後、デッサンを元に切り出しのラインを書き込みます。




書き出しが終わったらいよいよカッティング作業に入ります。
このときには発泡スチロール用なるカッターを使いました。

かなり特殊な形状をしており、独特のキュッキュっと言う音がなくなるのと、カッターに比べ加工しやすいのが特徴です。

ただ・・・張り合わせたスチロールのりは、建築模型によく使われるのりで、固まると硬化しますので、刃こぼれしやすくなります。

付け替えができないので悲しいところです・・・(;_;)


ざくざく切ってゆきますが、カットが進むと書き出したラインが消えてしまうので、カットしては線を引いてカット~を繰り返します。




実に地道な作業です。

それとごみが”超大量”に出ます(笑

切り出しが終わった頃には40Lのゴミ袋が満載になるくらい、発泡スチロールのカスがでました。





毎日少しずつ切り出しを行いようやくここまできました。

この頃、自室はほぼアトリエ化しており、足の踏み場もない惨状のため、睡眠は普段使っていない姉の部屋を借りてました。




第一段階終了

骨格が大体できあがりました。

まだ削りが大味なので、まだまだ不細工ちゃんです。

さらにここから細かく形成を行います。


一通り削り出しが終わるとついで塗装に入りますが、その前に。

発泡スチロールは有機溶剤を含む、スプレーなどを直接かけると”でろんでろん”に溶けます。

それを利用して山を作ったりすることもあるのですが、溶けると困るので今回は溶解を防ぐ為の準備をします。




いわゆる、粘土で表面を覆います。

そうすることによって、塗料による溶解を防ぐとともに、細かな造形ができるようになり、まさに一石二鳥。硬化後は彫刻等などで彫ることもできます。


今回一発目に問題が・・・

最初に買った粘土が実は”カビ”てました。

最初はまさかカビだとは思わなかったので、普通にこねていましたが、こねてもこねても粘土がまとまらず、貼り付けてもぼろぼろになってしまう。
しかも変なにおいまでしました。
中がなぜか緑色をしていたのです(;_;)

すぐには気がつかなかったのですが、違和感を覚え、同種で別の新品粘土と比べてみたところ、違いが明らかでした。

適度な粘着性と定着性があり優秀な素材であることがわかりました。


一度粘土でコーティングしてしまいましたが、泣く泣く一発目(写真の粘土)は全て剥がしてしましました(笑


ヒーヒー言いながら、とりあえず作業を終え、裏面に移ります。



かなりグロテスクですが、こちらも建築用の素材で、発泡ウレタンという”断熱材”です^^;

とても軽く、加工しやすいのが特徴です。
一回使い切りタイプの建材で、噴出時は泡状になってます。
硬化後は発泡スチロールに比べ、驚異的な固さになります。
ただ、密度が高い分、発泡スチロールに比べ、若干重いです。

塗り具合を整える為、素手で塗り塗りしたところ、注意書きにもありましたが、大変落ちにくいので、必ず手袋をつけてくださいと・・・。

無視した結果、除光液を使っても落ちず、無理やり落とそうとすると皮膚まではがれてしまうので、ある程度落としたら新陳代謝によっての自然剥離に任せることになりました。

表面を整え、次は紙を張って表面にお化粧します。




甲羅みたいになっていますが、一枚ものを紙を球面に張ることは不可能なので、地球儀のように少しずつカーブを描きながら、貼り付けてゆきます。

水に浸して、多少ふやかしながらやることで定着性の向上を狙いましたが、紙が上質紙すぎて水をまったく含まず、貼り付けには大変苦労をしました・・・。




表面が整ったら、目地止めとしてサーフェイサーを使います。

一見白塗装に見えますが、凹凸をなくしてくれます。

粗いところは再度粘土で埋めれば、たいていは目立たなくなります。



さて、表面の形成が終わったらいよいよ本体の塗装へと移ります。


まずは、鬣(タテガミ)部分のベース部分を黒色に塗ります。

この際、他の場所に黒がかからないよう、ビニルとマスキングテープでしっかりと養生します。

この作業を怠ると後で必ず後悔します・・・



ここは時間がかかっても丁寧に!




黒地を塗り終えたら、続いてメインに移ります。


あまりのことで写真を撮るのを忘れてしまったのですが、最初に使った塗料があまりに”ぱんぷきん”なカラーリングになってしまい、ショックでやる気が一気に落ちました。

気力を回復するのを待って再塗装。

今度はちゃんとしたウッドカラーを選んだのでうまく塗装でしました。




2種類を組み合わせて、若干のグラデーションをかけてます。


さてさて、終わりもだいぶ見えてきました。

続いて鬣(タテガミ)を作ってゆきます。

今回は半円状の棒を2本組み合わせです。



適当な大きさにガンガン切ってゆきます、

一個一個は切れないので、まとめてきるんですが、握力がかなり奪われます(笑

カットには小細工用のミニのこぎりが活躍します。



張り合わせのときにある程度、圧力をかける必要がありますので、直後はマスキングテープで養生しています。



すべて貼り終えました!!

養生テープを剥がすのも結構面倒でした・・・。


だいぶそれっぽく見えてきましたかね??

まだまだ微妙な感じですが、続いて植毛します(笑




この毛の塊みたいなのをほぐして適当な長さにカットします。

”サイザル”と言って、麻生地です。

はさみでカットしましたが、割と固いので刃こぼれしたかもしれません(泣



部屋中発泡スチロールのカスとサイザルのカスでひどい状態です・・・


さてさて、グランドフィナーレが近づいてまいりました。

毎日少しずつ作ってきましたが、いよいよ最終段階です。


と、その前に今回使用した道具達を紹介したいと思います!



左上から・・・
1、小細工用ミニのこぎり
2、発泡ウレタン
3、静電気除去スプレー(発泡スチロールカットで便利!)
4、一般のり
5、スチロールのり
6、マスキングテープ
7、テーピング肌色タイプ
8、べた塗りカラー(黄、茶2種、黒)
9、スプレー缶(タンカラー、ウッドベース、赤錆(こいつが失敗の元凶)、黒
10、エアダスター(キーボードのごみ飛ばしに便利♪)
11、サーフェイサー(粘土の目地止め)
12、木工ボンド(黄色)
13、木工ボンド即乾(白)
14、ニッパ(装飾品をぶった切るのに使用)
15、スチロールカッター(発泡スチロールがすいすい切れます)
16、普通のカッター
17、彫刻刀(小学生の頃に使用したもの。なかなか良い感じでした)
18、はさみ(高級はさみ(笑)なまくらにしたかも・・)
19、ふで
20、デザインカッター
21、替え刃(ストレート、平、ナイフ)3種
22、紙やすり(200番、400番、800番)

ベース素材(写真なし)
1、発泡スチロール
2、粘土(石を粉砕したタイプで硬化後は彫刻刀で彫れます)
3、スチレンボード4mm(鬣のベース、発泡ウレタンを紙でサンドイッチした薄い板状のもの)
4、千代紙?(後ろの表面に貼り付けた紙)
5、発泡ウレタン(後ろのかさ上げ)
6、半円棒(丸棒がまんま三日月状になった棒)
7、平棒(平べったい棒)


スケール感覚は気をつけていたつもりですが、思ったより巨大なオブジェ?になってしまいました・・・。


演出は数分でもその瞬間に全力を注ぐ。

小さなことでも妥協せず、全力を注ぐ。


くらだないことにも全力を注ぐ!


それが明みゅ~クオリティ!






もう一回作ってくれって??


無理です!!(笑



今回の製作期間は材料購入時期から換算すると、大体1ヶ月ちょいでしょうか・・・。

とりあえず作り終えてほっとしました。



まじまじと見ていてやはり思うのが、俺って”バカ”だなってことです(笑




ご精読ありがとうございました。








拍手[8回]

新年明けましておめでとうございます

  posted by 明ミュー団員's at 19:34:21 │EDIT
今年もやります!!






いや・・・練習を・・・。

ただ外は寒すぎてやる気にはなりませんがね・・・。


本年もどうぞ宜しくお願い致します。

今年はどんな一年になるのでしょうか。


昨年はいっぱいいろんなことがありましたね~。

今年もお涙頂戴になるのか!楽しみです!




そしてそして・・・誰かセッションしようぜ!(笑)





※この画像は加工しています。

拍手[1回]

なりそめ

  posted by 明ミュー団員's at 01:54:21 │EDIT
どもども

ご無沙汰です。

レンティこと片目のポンズです。



先日は多くのお客様のご来場ありがとうございました。

感謝感激雨霰(カンシャカンゲキアメアラレ)

そして長い期間の稽古、皆様お疲れ様でした。

今回ひょんなことからサックスを演奏するに至るまでの経緯をお話したいと思います。

たぶん長くなります。



俺はいつだって気まぐれジョニー(ポンズ)

ある動画を見たのがきっかけでした。

あまりにもかっこよく・・・かっこよく・・・

俺もやりたい!!と思ったのが2年前の10月でした。(TRUTH1991ソプラノサックスver)

即、楽器店へ駆け込み、いろいろな種類の楽器を見ているうちに、
黒サックスを見つけ、かっくいい!!!と一目ぼれ。

でも値段を見ると・・・入門に最適(てへぺろっ)ではありますが、それでも高いのです。


誘惑に負けてお店の人にすすめられるまま、ATMへ

購入してから2ヶ月くらいは独学でやっていましたが、限界を感じ近くの教室に通うことにしました。

裏返るし、低音はでない、音程は不安定。ドレミファソラシドもまともに吹けていないので・・・


教室に通ってからは毎回の練習では目から鱗でした。
※1月2回(1コマ50分)

教えてもらうことがいつも新鮮で常に新しいことの発見。

ほんのわずかな注意で、不思議と音が劇的に変わるし、指もよく回るようになるんです。

・音の出だしをTUと発音

・指が早いフレーズは息をしっかり入れる。

・etc

こんなことで意外とあっさり音質向上できちゃうわけです。

目標があるわけでもなく(演奏会があるわけでもない)にもかかわらず、毎日アホみたいに練習していました。

絶対うまくなってやるぅ!!!的な(笑

帰宅が遅いのでどんなに練習できても1時間が限度ですが。


家の中では中々おもいきり吹けないので、川原へ行ってみたり・・・友人を強引にさそって下手な練習につき合わせたり

課題曲?の”ふるさと”ですらまともに吹けません。
声で歌った方がはるかに楽です^^;

簡単な曲のくせに、侮れねぇぜ!先生!と言った記憶があります。

ゆっくりな曲ほど、美しくレガートに奏でるのは難しいものです。


この2年間は暇があれば練習してきましが、

昨年の回転木馬本番が近づき、いったん練習はストップ。

そんなことするより、目先の稽古ですからね!

台詞間違えまくってごめんなさい@_@



それも終わりまた練習再開。

相変わらず上手になりたい!を目標に意味なく?練習を積み重ねてきました。

程なくして、なんとな~く曲が吹けるようになったころ、今年は人魚姫をやることが決定しました。

役柄にアコーディオンを弾くキャラがいるようですが、そんなものは持っていませんw

代わりにサックスなんてどうでしょうと、演出に相談してみたり・・・

”ヘタですが”をものすごく強調した上で打診(笑

伝えてみたものの正直不安でした。


音楽のいろはを知らぬ、楽器の演奏もしたこともない素人がいきなりアノ大舞台へ立つことが許されるのだろうか・・・とか。

とんとん拍子で話がすすみ、今年の役は音楽士(サックス)片目のポンズに決まりました。


サックスは単音なので、意外と完全ソロだと地味なんです。
フライにカホン(木箱の様な楽器)を勧めましたが、あっさり断られました(笑

他の楽器と融合することで始めてサックスとしてのエロさを引き立たせてもらえるのです。

なので、みつぞのさんへご相談させて頂き、パーカッション(ドラム)のみいれてもらう事になりました。


とにかく決まった以上はやるしかないと思い、サックスの先生に相談。

いろいろな楽譜を用意してもらいましたが、結局自分の一番好きな曲を選びました(すみませんっ!

元の曲が知りたい方は個人的にご質問ください^v^;


曲を決める前

ポンズ)先生・・・めちゃくちゃ難しい曲をやりたいです!

先生)いいんじゃない?

ポンズ)いいっすかね!?時間もありますのでがんばります!(本番3ヶ月前
難しいほどにオイラオァ燃えるんですよ!!


自分で用意してなんですが、32分音符がずらっと並び、楽譜がほぼまっくろでした。

最初は見ているだけで吐き気がしました(汗

やると決めた以上はやるしかない!

最初はゆっくりスタート。


元の速さ♪=64 なのですが、それでもめちゃくちゃ早い・・・

そんなこんなで、本番約1ヶ月半前

ようやく曲もそれっぽくなり団員の前で演奏することになりました。

どちらかと言えば、このときが一番緊張しました。

なんせ人前で演奏するのは初めてでしたから。

客観的意見を先生以外に言われたとこがないので、めちゃくちゃ不安でした。

吹く直前まで心臓のばくばくと冷や汗が止まりません。




完成度としてはまだまだ低いですが、メロディはできていたので、あとはイカの点を注意することに力を注ぎました。

・何があっても一日10分は演奏する。帰宅が深夜になっても遂行!
 (ご近所さんごめんなさい(汗

・音の出だしと終わりを美しく!これが一番のテーマかな。
 タンギングはいまだへたくそです。

・ロングトーンがぶれないように腹筋に力を入れる。低音のロングトーンは結構ぶれます。

・音の強弱 自分の音量の限界を知ることが強弱をつけることにもなります。
 (自宅じゃfff(フォルティシモ)とか無理ですね

・音のイメージを作る 好きなアーティストのCDは1000回くらい聴きました。
 サックスは歌うこと。そしてイメージすることが大切なのだとか。

少しずつ意識を高める中で、徐々に曲になってきました。

それでも音のニュアンスはまだまだ不満が残り、大きな決断をしました。


一つ、マウスピースの選定

今まで使っていたラバー製からメタル(金属)タイプに変更
ジャズ独特の音色は、マウスピースを変えることで、激変します。
音色はもちろん、音量やニュアンスなどの自由度が大きくなります。


二つ、リード選定

マウスピースに合うリードを探す必要があります。
自分の力量や音色、マウスピースによって相性が異なります。
様々なメーカーのリードを試すことで、最適なものを探し出します。


三つ、管楽器の選定

実は以前から管楽器フェスタが近くで開かれるたびに足を運び、試奏選定を重ねてきました。

自分の中で購入するものは決まっていましたが、先生にも協力を仰ぎ、楽器を選定する事にしました。

そして選んだものが
・サックス YANAGISAWA A-992(JAPAN)
・マウスピース JODY JAZZ DVNY 7(24金メッキ)
・リード RICO JAZZ SELECT(2 HARD)

セッティングが変わってから、最初は難しかったものの、すぐに慣れ音の安定性と音色の表情が豊かになりました。

それでも油断すると薄っぺらい音になりますが・・・


リードは天然素材であるが故、消耗品且つ、個体差がかなりあります。

10本1箱で購入(2500円~)ですが、まともに鳴るのは2~3本です。

それをさらに本番でベストな状態にするための下準備をします。


本番前日、万全な状態に仕上げたリードの音色に戦慄を覚えました。

ここまで変わるのか!?と。

正直聴いている側はそこまで違いはわからないかもしれません。

だけれども、奏者としては違いが明白に現れます。

音の繋がりや強弱、安定性、音色の暖かさ、低音から高音まで満遍なく鳴りすべてが完璧でした。


初心者には贅沢な仕様ですが、自分の中で妥協はありえませんでした。

人前で演奏する以上わずかな耳障りなノイズも出したくはありません。



楽士、片目のポンズとして、真っ赤なバンダナを締め、気合を注入し、呼吸を落ち着かせる。

楽器が冷えるとそれだけで、音が不安定になるので、息だけは休憩中に入れ続けました。

一部の人に何の音!?(あかさかさん)などと不気味がっていた方がいらっしゃいました(笑

スキューバダイビングの呼吸音が響いてましたから^^;





まちこ先生の一番最初に言った、続きが聴きたいと思うくらいがちょうど良い。

師匠から教授頂いた数々の基礎とテクニック。

みつぞのさんのドラムービートを全身で感じること。

演奏は情熱的に。



心臓が高鳴るのがわかる。

手の汗を拭っても拭っても拭いきれていない。







”だけど出会ったあとの二人の心までは、おじさんも保証できないよ。”
”さぁ、早く、早く!”
”じゃあ、まずは音楽だ!”










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解説:



左上から
・ヤナギサワマウスピース ・・・A-992付属 使用したことありません(笑)
・ヴァンドレン AL3 クラシック向け ピッチコントロールがしやすい
・セルマー S90 吹奏楽で定番 一番扱いやすい

中央上
・メイヤー6MM ジャズの定番 シャリシャリ音が特徴的でトラディショナル
・ヤナギサワメタル5 メタル入門として扱いやすさが定評
 デニッシュ先輩により聞き比べを行ってもらった
・JODY JAZZ 24金メッキ加工というとんでもマウスピース
 メタルにして音の安定感とダークな音色が特徴

右上リガチャー(マウスピースとリードをとめる金具)
・BAY 音の倍音が若干増え、吹きやすさが向上
・ヤナギサワ付属のリガチャー
・JODY JAZZ付属リガチャー
リガチャーで音がかわると言われていますが、言うほどわかる耳を私は持っておりません・・・

マウスピースを変えることで音色がかなり変わります。
ラバー系は柔らかい音、メタル系は明るくて音の輪郭がはっきりするものが多いです。




リードたち

一月で4箱ほど購入
この中で見事適合したのは2~3個でした。
本番に使えそうなのは1枚・・・

この板が振動して音を鳴らします。
ある意味もっとも大切なパーツです。
リード探しはプロでも一番気を使うようです。

本番までの道のり
1、本番2週間前に開封。湿度調整の為そのまま放置
2、1週間前、少しずつ湿らせます、乾燥状態では音がでません。
ただ、開封したばかりはお米と同じく水分を吸収しやすい為、長時間湿らすのは良くありません。
3、水分が馴染んできたら、最後に800番のサンドペーパーで裏面を削り、粗を取ります。
4、10枚を1枚ずつ吹き比べ、最高の1枚を選出



初期型
下倉オリジナルマルカート
値段の割りに音色も操作性も良い。
入門用としては完成度は高いと思います。
黒かっこいいよぅ・・・




日本で唯一のサックス専門社
YANAGISAWA
モデルA-992 ブロンズブラス

高音の音色、低音の響き、操作性どれも完璧
若干日本人向けに作られている為か。キー配置がタイトになっています。
名前の通り銅成分が含まれており、独特の音色を奏でます。
モデルでは最上位。これより上は材質の違いによるもの。
ラッカー、ブロンズ、総銀、ゴールドラッカー、など
成分の違いにより、倍音成分が異なってきます(響き具合の違い)
銀になるとより金属的な”鳴り”が増えます。

正直、聞き比べてようやくわかるレベルだと個人的には思っていたり・・・



最後まで読んで下さった方々・・・ありがとうございます^^;


拍手[7回]

明けましたね

  posted by 明ミュー団員's at 17:53:01 │EDIT
あっという間にあけおめことよろ

いまいち実感がわかないのはなぜでしょうか。

今年一年紳士淑女の皆々様にとってすばらしく最高の年でありますように。





今年一発目の野外ライブ(?)

賑やかな閑古鳥

くちパクですが何か?

拍手[2回]

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